どうする!?夏休みの学習
いよいよ迫る夏休み。
お子様がバリバリと学習して欲しいと期待している保護者の方も多いのではないでしょうか。夏休み前にある程度計画を立てておきたいところです。
ここでは、受験生以外(小5まで)の夏休みの学習方法についてお伝えしようと思います。
まずポイントですが
夏休みの学習は長時間ダラダラではなく、短時間で効率よく終わらせ、それを続けることで効率の良い学習習慣を身につけてほしいということです。
学び方が上手くなると忙しくなる9月以降の学習もとってもスムーズにクリアしていくことが期待できます。
とにかく長い時間やればいいというものではありません。むしろ、短時間で効果的に終わらせる工夫がとても大切です。そのために自習や家庭学習をする際には目的意識を持ってもらうことが重要です。
単に「毎日●時間勉強しなさい」と言うのではなく、「今日は●月〇日の育成テストの解き直しをしよう」とか「栄冠の学び直し③を5問挑戦しよう」など始めはその日の具体的な目標を一緒に相談しながら決めてほしいと思います。目標がはっきりしていると、お子さんも集中しやすくなります。決められた時間勉強することが目的になってしまうと、その時間が過ぎるのをダラダラと待っているだけになりがちで効率の悪い学習方法を身につけてしまうことになりかねません。
他には、短時間で区切って自習する方法も効果的です。
ご自宅が近ければ午前・午後にそれぞれ短い時間ずつ自習室に通ってみるのはどうでしょうか。自宅と日能研とで場所が変わるので気持ちを切り替えることができると思います。自宅は思いっきりリラックスして、日能研では思いっきり集中するというメリハリを持たせることも大切です。
また、学習する環境を整えることも大事です。
静かで整理された場所で学習すると、お子さんの集中力が高まります。とはいえ、自分の部屋などで1人で学習するには小学生はまだ幼いので目が届くリビングなどで学習するほうが親子共々安心です。その際には生活音以外はできるだけ耳に入らないようにお子様の学習時間にはリビングで一緒に読書をするなどご家族に協力していただくのが良いと思います。また、筆記用具は不要なものはできるだけ筆箱には入れずに必要なものを手元に揃えておくことで、気が散らずに済みます。
最後に、毎日のお子さまの頑張りをしっかり認めて、褒めてあげることも忘れないでください。達成感を感じることで、次の日の学習にも前向きに取り組むようになります。
お子さまと一緒に過ごす時間が増える夏休みです。お互い嫌な思いをできるだけしないで済むように無理のない学習計画を立てていきましょう。
もちろん、どんな内容を学習したらよいか迷われているようでしたら
ご相談は私たち日能研がお受けいたします。